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新聞掲載2000年6月30日、基地、世界 武器は英語

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サミットの舞台で

東シナ梅が眼前に広がる沖縄県嘉手納町の水霊海岸。近くの居酒屋に笑い声がはじけた。
「先生がアメリカに行ったのは、(本土)復帰前だよね」
「そう。車が右を走っていたさあ」
六月五日、町立嘉手納外語塾の「先生」でもある上間政行事務局長(55)と卒業生、在
校生が、ささやかな「壮行会」を開いた。五日後に米ミシガン州に留学する今春の卒業生、亀島利之さん(21)を囲んだつどい。泡盛やビールが次々に飲み干されでいった。「沖縄め観光ビジネスを変
えたい」。亀島さんはそう思っている。具体的なアイデアはまだないが、アメリカでそれをつかみたいと考えた。外語塾で二年間、町面積の83%を占める米軍基地からやってくる講師らから学んだ英会話に、自信はある。
「僕もアメリカに」行きますよ。NBA(全米プロバスケットボール協会)とかでトレーナをやりたいんです。 二年生の知念伸一郎さん(20)も目を輝かせる。
アメリカにあこがれる彼らは、米軍基地のことをどう思っているのか。
「生まれたと音」から目の前にあるから、深く考えたことはないですよ。反対だとか騒いでいる人を、案際に見たこともない。基地のおかげで英語も勉強でぎたしね」。その場の約二十人のほぼ金員が亀島さんと同じ考えだった。
「国の税金で教育を受けたんだから、嘉手納や沖縄だけでなく、日本全体、世界のためになる入材になれ」
壮行会で上間さんは顔を赤らめながら、何度も言った。
「外語塾は国の交付税で経営されているのだから当然の考え」という。
昭和20年2月に南大東島の防空ごうで生まれ、本島北部の貧しい村で育った上間さんはペトナム戦争当時、沖縄の米軍基地で働き、カナダ、米国に渡って銀行などで仕事をした経歴をもつ。すべては「食べるため」だった。
そんな上間さんには、基地論議で本土と沖縄、日本と世界を分けるようは考えが「甘っちょろく映る」という。
「いつなくなるか分かちない基地を、すべてマイナス思考でとらえていても前進はしない。身近な国際社会と視点を変えてもいいのではないか」
外語塾で上間さんは、基地とのパイプ役として、外国人講師を選考している。講師には町から報酬を払う。上間さんの若いころにはなかった「対等な関係」」だ。 「学生のために、これだけおぜん立てをしている。われわれにできなかった夢を実現するのが義務でしょう。 

「1日も早く本物の英語を身につけたい」。今年4月に外語塾に入学した新城美香子さん(19)の夢は、基地内の施設で働くことだ。嘉手納町内で空手道場を開く父親の弟子には米軍関係者も多い。外国人に違和感はない。「基飽がいいとか悪いどか
考えたことはない。就職先として、本土でいう一流企業みたいなものです」
上間さんの畏男の政知さん(28)も基地に就職できる日を待っている。
大阪の大学を卒業後、4年前から毎年、県の渉外労構管理事務所を通じて応募しているが、画接までこぎつけたのが2回だけ。就職先としてのフェンスの中は、ハードルの高い存在だ。沖縄県渉外労務課によると、米軍基地で働く人は国の雇用者という位置付けで公務員に準じた待遇が与えられる。今年5月末現在、県内」の米軍基地で働く日本人は約八千四百人。採用枠は毎年八百人前後しかないが、一万二千人近くが応募しており、ほぼ半数が二十歳代という。
沖縄の朱業率は、平成十一年で八・三%と全国平均(四・七%)を大きく上回る。1人当たりの県民所得も、全国の七割程度℃基地にあこがれる若者の心理にはこうした厳しい現実もつきまとう」。
「基鞄で働くにし」ても、海外に羽ばたくにしても、武器は英語の力。復帰前後に辛酸をなめた上間さんは、若者たちに経験を語りかける。
  



新聞掲載2001年2月19日、英会話教材のソフトを開発





任天堂、来月発売

[東京]母国語を自然に覚えるように、効率よく英会話を習得できるゲーム感覚の教育用ソフト「EZ-TALK(イージー・トークが開発された。嘉手納町立嘉手納外語塾事務局長の上間政行さんが提喝す語学習得システム(上間理論)に基づく教育ソフトで、っキーネット(本社東京、福村康広社長)が開発、ゲーム機大手、任天堂の次世代型携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」の専用ソフトとして、来月二十一日から発売される. 十八日、都内で記者発表があり、上間さんがソフトの原案となった「上間理論」を説明した。
 キーネットは開発ソフトのホームページ(http://www.keynet.co.jp/EZ) を今月二十一日から公開する。  



新聞掲載2001年3月22日、映像と音で英会話

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体験型「教育ソフト」発売

人材育成事業や情報通信ネットワーク事業などを展開する琉僑ネットジャパン(東京、小嶺宏社長)は二十一日、提携する琉球放送と県庁で記者会見し、ゲーム感覚で英語が覚えられる体験型教育ソフト「EZ-TALK(イーゼット・トーク)」の受注販売を始め
たと発表した。
 同ソフトは、任天堂が開発した次世代型携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」専用で、アドバンスの発売日に合わせ
て予約を始めた。 「EZ-TALK」は嘉手納外語塾事務局長の上間政行さんが提唱する語学修得システム「上間理論」に基づく教育ソフト。キーネット(東京)の依頼で琉僑ネットがプロデュースし、第一弾として部屋や家庭で日常的に使う英語が中心の「初
級編」を開発した。
 画面上に英単語や文法などの文字は出さず、映像と音だけで英会話を体感できるのが特徴で、アメリカの家庭環境や動作をゲームの主人公(小学生)になって繰り返すことで、白然に英語を覚えていくシステム。
 価格は初級編(六巻)三万六千円、ゲームボーイアドバンスは別売で九千八百円
 ソフトの店頭販売はしない。学校やスーパーマーケットが登場する中級編を七月、さらに環境を広げた上級編は十一月に発売する予定。
 小嶺社長は「バージジョンを変えることで世界に販路を拡大できる」と表明。琉球放送の白石弘幸事業局長は「今までの英
語教育を根本から見直すソフト。沖縄が世界に大きな役割を果たせると話していた」。  



新聞掲載2007年7月6日、英語パズル開発(長年の指導経験生かす)

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上間さん長年の指導経験生かす

[沖縄]北谷町で英会話スクールを開設し、嘉手納町立嘉手絶外語塾の初代事務局長や、琉球新報カルチャポセンター英会話講師などを務めた上間政行さん(62)このほど、小学生から大学入試レベルまでの英単語をクイズ形式で楽しく学べる
「英単語探索パズル」を開発した。」
 英単謡探索バズルは間で簡単に楽しく学べるように、縦横十五マスに並べられた英字を組み合わせることで英単語が完成する仕組み。
 解答者が、集中力と達成感が得られるように一枚ごとに完結し、枚数をこなすごとに難易度が上がる。
 最終的には大学入試に必要な四千語以上の取得を目標とし、解答者のオリジナル「英和・和英辞典」としての活用も可能だ。
 長年英語指導に鋳わり、大手ゲームメーカーの英会話習得ソフト開発や英語脳を鍛えるリスング本「BRAIN CULTURE」などを出版している上間さんは「英語力の原点である単語力増強に役立ち、無理なく楽しくレベルが向上する」と活用法\を話す。
琉球新報中部支社を訪れた上間さんは、六月から白ら運営する英会話スクールで「英単語操索パズル」を実践していることを紹介し、 「受講生からは『新しい菓単語の発見で感動があり、覚えやすい』」と好評だという。

問い合わせは、霞098(936)7526
(エリート英会話センター)  


新聞掲載2002年4月23日、ユニークな指導で多くの支持得る

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●完璧不要 度胸で勝負
ユニークな指導で多くの支持得る

ユニークな英会話修得法を確立し、幅広い支持を得ている英語講師がいる。EEC教育研究所(北谷町)所長で、新報カルチャーセソターで「五十代からの英会話」などの講師を務める上間政行さん(57)だ阜「英語を話すとき、完ぺきな文章はいらない。これはペンでずかと聞く場合、this is a pen?
ではなく、pen? の一言だけで伝わる」など、肩の凝らない独自の方法で、受講者から人気を博している。
上間さんは「難しい言葉は英語で言えるのに、『なずび』といった身近な単語は出てこない」と、受験英語中心で日常会話が身に付かない現状を指摘. 「単語は一つのブロック。それが積み重なって壁が完成する.まずは単語を覚えること」と力説ずる。
加えて強調するのは 「度胸」. 「恥ずかしがるなとは言わないが、とにかく話してみること」と訴える.日本人の傾向として「英
語を話ずとき、きれいな文章にしようとするからしゃべれない」と分析。 「われわれだって完ぺ皆な文章で日本語を話しているわけではない。ここに座」っていいですかはMay I I? だけで十分」と、独自の英語論を展開ずる。 英語に苦手意識がある人へは「スポーツや音楽など好きな分野の英語から入ってみてはどうか」とアドバイス。「なぜ英語を勉強
するのか。目的意識をしっかり持つことが上達の秘けつ」と付け加えた。



  


新聞掲載①、エリート英会話センター(EEC)

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エリート英会話センター(北谷町)の上間政行所長がこのほど、20年に及ぶ英会話教育経験を生かし、まとめた論文「幼児の母語獲得プロセスに学ぶ第二外国語の習得法-より自然で自由な英語教育を目指して」で、ウィルミントン大学(本部・米カルフォルニア州)から教育博士号を授与された。
 幼児が母国語を獲得するプロセスを解明し、それを外国語獲得に応用することをまとめたもので、上間所長は「これまでの英語教師としての集大成」と話している。
 論文では文法至上主義の日本の英語教育を「旧態依然」としていることを指摘。一方で幼児の母国語習得について「わずか数年で言葉を実用場面で使いこなしている」ことの着目し、そのプロセスを解明した。
 その結果、「聞く」ことから始めて「話す」「読む」「書く」ことへと進む理論を確立。また、「学ぶ」ことから「慣れる」ことへの意識の改革の必要性を提言している上間所長は「聞くことは、話す、書く、読むことすべてを包括する。身近な単語からはじめて、言葉の習得を増やしていくことが大事」と強調。
 「論文の理論を基に、自動向けの英語教師を養成する学院を結成したい」と意欲を見せた。