新聞掲載2001年3月22日、映像と音で英会話
新聞掲載

体験型「教育ソフト」発売
人材育成事業や情報通信ネットワーク事業などを展開する琉僑ネットジャパン(東京、小嶺宏社長)は二十一日、提携する琉球放送と県庁で記者会見し、ゲーム感覚で英語が覚えられる体験型教育ソフト「EZ-TALK(イーゼット・トーク)」の受注販売を始め
たと発表した。
同ソフトは、任天堂が開発した次世代型携帯ゲーム機「ゲームボーイアドバンス」専用で、アドバンスの発売日に合わせ
て予約を始めた。 「EZ-TALK」は嘉手納外語塾事務局長の上間政行さんが提唱する語学修得システム「上間理論」に基づく教育ソフト。キーネット(東京)の依頼で琉僑ネットがプロデュースし、第一弾として部屋や家庭で日常的に使う英語が中心の「初
級編」を開発した。
画面上に英単語や文法などの文字は出さず、映像と音だけで英会話を体感できるのが特徴で、アメリカの家庭環境や動作をゲームの主人公(小学生)になって繰り返すことで、白然に英語を覚えていくシステム。
価格は初級編(六巻)三万六千円、ゲームボーイアドバンスは別売で九千八百円
ソフトの店頭販売はしない。学校やスーパーマーケットが登場する中級編を七月、さらに環境を広げた上級編は十一月に発売する予定。
小嶺社長は「バージジョンを変えることで世界に販路を拡大できる」と表明。琉球放送の白石弘幸事業局長は「今までの英
語教育を根本から見直すソフト。沖縄が世界に大きな役割を果たせると話していた」。